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「コロナ疲れ」ならぬ「婚活ヅカレ」!?結婚の裏側にあるオンライン婚活の苦労



令和の「婚活ヅカレ」の要因は「相手がいない」ではなく、「相手が多すぎる」!

株式会社Parasol(本社:東京都港区、代表取締役社長:傘 勇一郎)が運営する未婚男女のマーケティング研究機関『恋愛婚活ラボ』は、2021年7月10日(土)~12日(月)の期間において、未婚男女270人(女性138人、男性132人)を対象に、「婚活の実態」に関して調査いたしました。婚活調査で見えてきた、「婚活ヅカレ」の詳細や原因について発表します。

【1】見えてきた「婚活ヅカレ」~男性は「振られヅカレ」、女性は「アプローチされヅカレ」~
【2】婚活ヅカレは男女で違う!〜男性はメッセージが続かない・女性はメッセージを受け取るのが苦痛〜
【3】婚活ヅカレはデートでも!〜女性の半数は「イメージした人じゃなかった」「デートが苦痛」と回答

【1】​​コロナ禍の「婚活ヅカレ」~男性は「振られヅカレ」、女性は「アプローチされヅカレ」~

コロナ禍で「オンライン婚活」は定着。約4人に1人が利用経験あり

婚姻者のうち、「婚活サービスを利用したことがある人」は、2017年時点では「15.6%」でしたっが、2019年には「30.4%」となり(婚活実態調査2020「リクルートブライダル総研調べ」より引用)、約4人に1人が利用した経験があるという結果がでています。特に「マッチングアプリなどのオンライン系婚活サービス」の利用経験率が一層高まっており、コロナ禍の今、直接相手と会わずにお相手探しが可能な婚活ツールとして、「オンライン婚活」は定番の婚活手段となっております。

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オンライン婚活の経験がある未婚男女に「オンライン婚活での悩み」を調査したところ、男性の悩みは「理想の相手とマッチングしない(出会えない)」「オンラインで出会ったお相手とのメッセージが続かない」と回答した人がともに「43.7%」と最も多い結果になりました。一方で女性は、「メッセージを返信するのが面倒」と回答した人が「56.4%」と、最も多い結果となりました。

オンラインの「婚活ヅカレ」にはさまざまな要因がありますが、男女で傾向がはっきりとわかれました。男性に関しては「マッチングしない」「メッセージが途切れてしまう」「いいと思った人とは続かない」など、相手に「振られる」悩みが多くありました。女性に関しては「メッセージを続けるのが面倒」「会ってもピンとこない」「会っても楽しくない」など相手に対して「満足しない」悩みが多い傾向です。オンライン婚活においては、男性の方が登録者が多い傾向にあり、女性は男性と比べて多くのアプローチを受けるため、アプローチされすぎることへの疲れ(=アプローチされヅカレ)が起きてしまいのだと考えられます。

【2】オンライン婚活は「メッセージ」が「婚活ヅカレ」の原因に。〜男性はメッセージが続かない・女性はメッセージを受け取るのが苦痛〜

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オンライン婚活の経験がある未婚男女を対象に、「婚活中における異性とのメッセージのやりとりの悩みについて」調査したところ、男女で大きな違いがあることが分かりました。「55.5%」の男性が「相手がメッセージを返事をしてくれなくなる」と回答しており、約2人に1人の男性が「メッセージが続かない」ことに悩んでいることが分かりました。

一方、女性の場合、「50.3%」の人が「メッセージは続くが、苦痛を感じる」と回答しており、「メッセージをやりとりすること自体」に悩みを抱えていることが分かりました。

「メッセージは続くが、苦痛を感じる」と回答した人にその理由を聴いたところ、、男性は「メッセージ内容を考えるのが大変」との回答が最も多く、「52.6%」の人が選択。一方、女性の「49.3%」が「相手とのメッセージのやりとりが楽しくないから」と回答しました。

オンライン婚活市場は男性の数の方が多く、必然的に女性は多くの異性からメッセージをもらう状況になります。男性側は、ありきたりなメッセージを女性に送ると埋もれてしまう可能性が高いため、差別化したメッセージを送る必要があり、「メッセージ内容を考える」ことが「婚活ヅカレ」の要因となっています。一方、女性は、毎日複数の男性とメッセージのやり取りをする必要があるため、1つ1つのメッセージ内容まで楽しむ余裕がなくなってしまい「メッセージをすること自体」に疲れてしまう傾向にあるようです。

【3】「婚活ヅカレ」はデートでも!〜女性の3割が「オンラインで出会った相手とのデートが苦痛/イメージと違った」と回答~

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婚活男女に「婚活しているときの異性とのデート・お見合いに対する気持ち」を調査したところ、「デートが楽しくない(“相手によるが基本は楽しくない”の回答を含む)」と回答した女性は「31.9%」という結果がでました。これは、男性が「12.9%」だったのに対し約3倍の結果となり、女性のほうがお相手とのデートを楽しめていないということが分かりました。

「楽しくない」「相手によるが基本は楽しくない」と回答した人に、その理由を調査したところ、「お相手がイメージしていた人ではかった」が、3割以上と最も多い結果となりました。

女性はメイクやヘアセット等、男性に比べ1回のデートにおける準備時間が長く、要する労力も大きいです。『恋愛婚活ラボ』が2021年6月に調査した「対面・オンラインデートの比較調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000025460.html)における「女性のデートの準備時間」は「31~40分」と、非常に長いことが分かりました。時間をかけて準備したのにもかかわらず、実際にデートなどで会うとイメージしていた人と違っていたと感じる人が多いため「デートがうまくいかないこと」が婚活ヅカレの原因になるようです。

【4】『恋愛婚活ラボ』所長より​

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マッチングアプリなど、「オンラインの出会い」「オンライン婚活」が当たり前になり、異性と出会う機会を誰でも手に入れることができる世の中になりました。今回の調査では、これまでは「出会いがない」が課題だった婚活は、「出会った相手とうまくいかない」という課題に変化してきていることがわかりました。

例えば男性は「マッチングしない」「メッセージが途切れてしまう」「いいと思った人と進展しない」という悩み。女性側からフラれてしまっているというものです。対して女性は、「メッセージが面倒」「会った相手が不快な人だった」など、相手に対して「フル」悩みを抱えています。

これらの原因について、1つはマッチングアプリ登録者の「男女比」の問題です。マッチングアプリは男女比でみると6:4ー7:3で男性の方が多く、アプローチを受ける数が多いのです。そのため、女性は男性からのアプローチを多く受け、その中から良い人を選び出すのに強いストレスがかかってしまうと考えられます。また、「婚活」と「恋愛」と「遊び」の市場は、結婚相談所ではない限り混在しているのが通常です。そのため、特に女性は「結婚目的なのかどうか」「本当に独身なのかどうか」などを見抜く必要がありますし、体格差があるため「暴力を振るわないかどうか」「ストーカーにならないか」などの心配もあります。男性に比べて心配事が多い女性は素直にデートを楽しむことに対してハードルが高いのです。

男性にも数値で気になる点があります。例えば生涯未婚率は男性は23%、女性は14%と開きがあります。この開きは、男性のほうが「再婚」をする人が多いためです。つまり、男性において、一度結婚をした人は、離婚後に再婚をする人・再婚のチャンスが巡って来る人が多い傾向にありますが、結婚しない人・なかなか結婚できない人は一度も結婚をしない・できていない状態にあることが分かります。男性は、「メッセージ」やデートのスキルアップを、女性は異性とのコミュニケーションを心から楽しめるマインドセットが必要と分析します。

【アンケート調査概要】

「婚活ヅカレ調査」

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年7月10日(土)~12日(月)
  • 調査対象:未婚男女
  • 有効回答数:N=270(男性132人、女性138人)

【所長プロフィール】

伊藤早紀(いとうさき)、1990年9月17日-

伊藤早紀(いとうさき)、1990年9月17日-

未婚男女の恋愛・婚活の実態を調査する研究機関「恋愛婚活ラボ」所長。マッチングアプリの総合メディアを運営や、結婚相談所の仲人の経験、さらには未婚男女へのヒアリングを定期的に行うことで恋愛・婚活への調査を行い、その知見を発信し続けている。2021年1月にオンライン婚活サービス「ヒトオシ」を立ち上げ。開始3日で会員150人突破。自身も20個以上のマッチングアプリをやりこみ、出会った男性は100人以上。2018年の夏に恋愛テクニック本「出会い2.0 スマホ時代の「新」恋愛戦術」を出版し、「マッチングアプリ」の最新情報を発信している。
MBS「初耳学」や、TBS「NEWSな2人」、NHK「所さん!大変ですよ」など多数のテレビ番組や宝島社「smart」、講談社「VOCE」、集英社「MORE」などの雑誌にマッチングアプリ専門家として出演。
YouTubeチャンネル「マッチングアプリ専門家さき」:https://www.youtube.com/c/matchappsaki

恋愛婚活ラボ 概要

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株式会社Parasolが運営する、イマドキの未婚男女に特化したマーケティング機関。
恋愛や婚活に悩める未婚男女のリアルな本音を調査し、彼らが抱える課題を紐解き、幸せな恋愛・結婚をするための一助を担う。
所長:伊藤 早紀(株式会社Parasol)
ホームページ:https://renai-konkatsulab.com/

伊藤早紀監修のオンラインお見合いサービス「ヒトオシ」概要

ヒトオシ

人の手で出会いを“ひと押し”するオンラインお見合いサービス「ヒトオシ」は、面談からお相手紹介・初デートまで全てオンライン完結しながらも、マッチングプランナーである”お見合いお姉さん”が個人に寄り添ってサポート。人が仲介するからこそ、個人個人で異なる性格や細かな条件、また、気持ちの後押し、お悩み相談などが可能となるため、AIだけではマッチング・サポートできない、恋愛において大切な事柄を本サービスはしっかりフォロー。コロナ禍において需要が高まっていくことが予想される、新しい婚活サービスとなっております。

株式会社Parasol 概要

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マッチングアプリを中心とした出会い・婚活メディア「マッチアップ(https://match-app.jp/all)」や、オンラインお見合いサービス「ヒトオシ(https://hito-oshi.com/)」を運営する他、恋愛・結婚に関わる様々な事業を運営。
「世界一男女をくっつける会社になる。」という企業理念の元、男女が出会って恋をして結ばれる、素敵な体験を届けることにコミットする。

会社名:株式会社 Parasol
ホームページ:https://match-app.jp/company
代表取締役社長:傘 勇一郎
設立年月日:2017年1月23日

◇事業内容◇
ヒトオシ:https://hito-oshi.com/
マッチアップ:https://match-app.jp/all
恋愛婚活ラボ:https://renai-konkatsulab.com/
婚活キューピッド:https://konkatsu-cupid.jp/kek-kon
Forky:https://match-app.jp/forkylp
YouTube:https://www.youtube.com/c/matchappsaki

※当記事のテキストや画像を引用・転載の際は弊社にご一報いただき、『恋愛婚活ラボ調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。
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今のアプリが合わない・どのマッチングアプリするか迷ったらは比較表とフローチャートで診断!おすすめのマッチングアプリ

 

 

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この記事の監修者
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マッチアップ編集長 伊藤早紀

名古屋市立大学卒業で、現在は株式会社Parasolの社長。「ナカイの窓」や「NEWSな2人」などのテレビ番組に出演。マッチングアプリの記事を2,500本以上作成していて、紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」を運営中。2018年にはゴマブックス社より『出会い2.0』を出版。SNSはこちらからTwitterYoutubeInstagram

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