- 婚活に必要なのは期限を決める、適切なステップを踏む
- テクノロジーだけではなく人のあたたかみは必要
- ペアーズエンゲージ(Pairs engage)は決められた期限とステップがあり、コンシェルジュが常駐することで人のサポートが受けられる時代に合ったオンライン結婚相談所
2019年の7月末にサービス開始した、オンライン結婚相談所「ペアーズエンゲージ」
独身女子の私も始めてみました。
人生初、独身証明書を取得!本籍地の市区役所で取得可能です。郵送でも取り寄せできますがせっかくなので地元の市役所まで取りに来た。婚姻届を持ったカップルを横目に取得するのは結構恥ずかしいので郵送取得がおすすめ。ペアーズエンゲージだと郵送取得サポートしてくれます。 pic.twitter.com/SpphzmM9rI
— 伊藤早紀@マッチアップ編集長 (@matchappsaki) August 13, 2019
独身証明書必須、コンシェルジュに24時間相談可能、結婚相談所の費用の1/3で本気の婚活ができる!
と期待の高まる婚活サービスですが、今回はそのペアーズエンゲージを運営している会社、株式会社エウレカのCEO、石橋さんに直接お話を伺う機会をいただきました!
果たして結婚に恋愛は必要なのか?
ペアーズエンゲージはどんな思いでサービスを作っているのか?
結婚するために必要なことはなんなのか?
などなど、詳しく聞いてきちゃいました!
今のアプリが合わない・どのマッチングアプリするか迷ったらは比較表とフローチャートで診断!
今の日本は「未婚者の7割は結婚したい」けど「出会えない」
【石橋準也(いしばし じゅんや)】大学入学と同時にエンジニアとしてWeb受託会社に入社。その後大学を中退し、エンジニアリングに注力。2013年にエウレカに入社し、14年にCTOとして躍進、16年7月から28歳にしてCEOに就任。
伊藤:今回、婚活特化のマッチングサービス開始に至った経緯を教えていただけますか?
石橋:まずは僕たちがマッチングアプリのペアーズを始めた経緯からお話すると、日本はご存知の通り未婚率が年々上昇していて、少子化も進んでいます。
でも、これって「結婚したくない」わけじゃないんですよ。
未婚者の7割は「結婚したい」でも、「出会えない」という悩みを抱えているのです。
一方でアメリカでは今から7年前、2012年の段階で結婚した男女の3人に1人がオンラインで出会っていることがわかっていました。
このマッチングサービスを日本に持って来れば、少子化を防げるのではないかということで作ったのがペアーズでした。
現在ペアーズ自体は、未婚者全体と比べて「結婚したい」という男女の割合は多いです。
しかし一方で、「1年以内に結婚したい」という割合は、実は未婚男女全体と比べて少ないのです。
ペアーズでは結婚への意思をプロフィールに記載できる。
伊藤:そうなんですね!確かに「1年以内と書くのはちょっと恥ずかしい」という人もいそう…。
石橋:ユーザーインタビューなどを繰り返す中で、「今すぐ結婚したい」という同じ温度感を持った相手と出会いたいニーズを感じました。
そこから、結婚への強い希望を持っている男女同士が結婚できるサービスが必要だと感じ、今回ペアーズエンゲージをリリースすることにしました。
伊藤:なるほど。ペアーズの中でもより結婚への意識が高い層同士が出会える場がペアーズエンゲージということですね。
石橋:そうですね。より「結婚」の意欲が高い相手と出会える場を提供しようと思っています。
伊藤:なるほど。マッチングアプリが出てきたことにより、婚活のスタイルって変わってきたと思いますか?
石橋:アプリが婚活の選択肢の1つに入ってきたことによって、気持ちに「ゆとり」がでてきたと思いますね。
伊藤:ゆとりですか。
石橋:今までは「1年以内」とか「今すぐ」結婚したいと思って行動に移すときって、気持ちに余裕がなかったのではないかと思います。
結婚相談所に入ったりするのは店舗に行かなきゃいけないし、結構大変ですよね。
でも今はアプリがあるから、婚活を気軽に始められるようになってきたと思います。
ペアーズエンゲージでは、さらに婚活の「重たさ」を解消していきたいと思っています。
例えば友達の結婚式の帰りに「私も早く結婚したいな」と思った時にふと始められる。そんな世界を目指していきたいと思っています。
伊藤:確かにそうですね。ゆとりがあれば、「焦り」や「不安」よりも、ポジティブな気持ちで始められる気がします。
石橋:婚活って本来結婚相手を見つける前向きな活動だと思うんですよ。
ダイエットのような苦しい活動ではなくて、もっと自由でポジティブな婚活ができるサービスです。
結婚に恋愛は必要か?
伊藤:石橋さんは結婚に恋愛が必要だと思いますか?
どうしても聞いてみたかった質問をぶつけた瞬間の私。
石橋:僕個人の考えでも大丈夫ですか?笑 僕は必要なんじゃないかな、と思いますね。なぜならば価値観のすり合わせが必要だから。
伊藤:価値観のすり合わせですか。例えばどんなことですか?
石橋:特に「時間の使い方」「お金の使い方」「周囲への気の遣い方」の3つだと思っています。
時間の使い方は、例えば土日など休みの日にどんなことに時間を使うか。趣味に使いたい人もいるし、2人の時間を優先したい人もいる。
お金の使い方は、どこにどれだけお金を使うか。それが違うとかなりフラストレーションが発生すると思います。
とても丁寧に答えてくださいました。
伊藤:そうですね。1駅を電車で行きたい人と、1駅ならタクシー使いたい人だと時間とお金の使い方が違うからうまくいかないですよね。
石橋:そうなんです。周囲への気の遣い方は、特にお互いの親に対する気遣い。
それぞれの価値観が元々全て一致する人はいないはずです。
だからこそ、この違う価値観をすり合わせする作業が必要になると思います。それって好きという気持ちがないと出来ないと思うんです。
伊藤:なるほど。価値観のすり合わせの原動力として、恋愛感情が必要だということですね。
選択肢が多い今、婚活で大事なのは「期間を決めること」
伊藤:石橋さんが思う結婚するために必要なことってなんですか?
石橋:期間を決めることと、適切なステップを踏むことだと思っています。
伊藤:「期間を決める」はよくわかります。「もっといい人がいるんじゃないか」とか「本当にこの選択で間違ってないだろうか」みたいな不安を後押ししてくれるのって、結局期限だったりしますよね。
石橋:そうですね。ハードルを上げすぎて決められないということもあると思います。また、決められない原因として、選択肢の多さもありますよね。
伊藤:確かに。その点ペアーズエンゲージは自分から選ぶスタイルではなく、紹介してもらえるスタイルだから、おすすめされたら「この人と会おう」と決めやすいと思いました。
石橋:結婚への強い意思を持っているなら、期限は切った方がいいと思いますね。
伊藤:そうですね、「強い意思」も必要ですね。
石橋:その強い意思をサポートするのが、適切なステップだと思っています。
「同じ温度感の相手と出会う、相手と向き合って知る、交際する」。
適切なステップがあればなぁなぁに進まないですし、それぞれのステップで相手の様々な側面を知ることができると思います。
ペアーズエンゲージは決められなかったり、迷いが生じてしまう人たちの「婚活疲れ」をなくし、ポジティブに婚活ができるサービスにしたいと思っています。
テクノロジーは効率化、最後は人の介在が必要
伊藤:マッチングアプリの登場で婚活の幅がかなり広がったと思います。今後、テクノロジーで恋愛や婚活ってさらに変わっていくと思いますか?
石橋:婚活ってエモーショナルな分野だと思うんです。だから、その部分はテクノロジーでは変わらないと思っています。
もちろん、テクノロジーを使ってマッチングの精度を上げたり、効率化を測ったり、自分の知らない一面を発見する、ということは出来るようになりますが、最後の決め打ちは人の気持ちですから、そこにAIなどは介在できないかと。
伊藤:おっしゃるとおりですね。全てテクノロジーに任せたら「あなたたちは条件が合致しているので結婚しなさい。以上」みたいな世界になっていきますね。笑
石橋:「データでは相性70%だから結婚しましょう」とか。笑
もちろん、データを使って結婚の意思決定のサポートは出来ると思います。しかし、あくまでもサポートのみで、決定権は人の判断になるかと。
伊藤:データではわからない人のあたたかみの部分は大事ですよね。
石橋:そうですね。ペアーズエンゲージはコンシェルジュを常駐させることによって、生身の人のサポートも大事にしています。
ペアーズエンゲージではコンシェルジュが24時間サポートしてくれます。
伊藤:期限を切ること、適切なステップと踏むこと、人のサポートがあること、全て揃っているのがペアーズエンゲージということですね!石橋さん、ありがとうございました!
まとめ
ペアーズエンゲージは、婚活をより気軽に、かつ確実に結婚するための場とプロセスの提供をしているのだと今回の取材で改めて感じました。
1年以内に結婚したい!そう思い立ったらペアーズエンゲージに登録してみるのはおすすめですよ。