「ビデオデート」で恋人を作った男性に取材！ペアーズ(Pairs)でオンラインデートをするメリット

男性 31歳 会社員

実際に会ったこともないしなあ…

伊藤

中村さんはこの緊急事態宣言下で今の彼女さんと出会ったとのことですが、マッチングアプリを使うのは初めてですか？

中村さん

いえ、実は3度目です。1度目は15人くらいは会いましたね。

伊藤

15人も！結構会いましたね。

中村さん

そのときはまだ本気で彼女を探していたわけではなく、アプリでの出会いが物珍しくて友達作りも兼ねていろんな方に会っていたんです。

伊藤

なるほど。

中村さん

それから一度はやめてしまったのですが、次に再開したときに彼女ができました。で、その彼女とは2年くらい続いたのですが、価値観のズレで別れてしまったんですよね。

伊藤

そうだったんですね。それをきっかけに3回目のペアーズを？

中村さん

はい。始めたのは3月でしたが、当時はもうコロナへの危機感がだいぶ高かったので1度目のようにたくさん会うことはできませんでした。

伊藤

確かにそうですよね。会おうって言うのも倫理観が問われそうなご時世ですし。

中村さん

そうなんですよ。だから電話かビデオデートをするようにしていました。

伊藤

でもいきなり知らない人と電話したりビデオデートしたりって、結構ハードルありませんでした？

中村さん

そうですね。だから僕はテキストのやりとりも大事にしていました。メッセージのテンポ感が合う人と、電話をするようにしてましたね。

伊藤

テンポ感はたしかに。メッセージで違和を感じる人とは会ってもうまくいかないですよね。内容はもちろん、欲しい時に返信がなかったり、逆に返信早すぎたり。

中村さん

テンポ感はすごく重要ですね。あとは事前に共通の趣味とかをメッセージの会話でいれるようにしました。そうすると、電話したときも会話のネタがあるから楽ですね。

伊藤

なるほど！どんな趣味だったんですか？

中村さん

音楽が好きだったので、その話とかですね。おすすめのバンド教えてーとか言ったり。だからプロフィールには好きなバンドの名前を書いていました。最初から共通の趣味を持ってる子のほうが話しやすいので。

伊藤

確かにそうですよね。共通の趣味がない人とかだと話のネタを作るところから始めなきゃいけないから大変ですよね。

中村さん

でも、趣味なんて結構簡単でいいんですよ。僕はこの時期なのでNetflixすごくみてて、テラスハウスの話すると、同じように観てる子が多くて盛り上がりますね。

伊藤

もしや、そのzoom背景は…！

中村さん

そうです、テラスハウスの部屋ですね。笑

伊藤

テラスハウスは恋バナも出来てめっちゃいいですね

中村さん

そうなんですよ、僕の中では鉄板テーマです。

伊藤

今の彼女さんとも趣味繋がりだったんですか？

中村さん

いや、今の彼女はプロフィール文章をそこまで詳しく書いてなかったんですよ。ありきたりな内容だけだったと思います。

伊藤

そうだったんですか！なんでマッチングしたんですか？

中村さん

単純に顔がタイプでしたね。マッチングアプリって数が打てるところもメリットの1つだと思うので、マッチングまではあんまり慎重にはなっていませんでした。

伊藤

リスクなく、数が打てるところはマッチングアプリの魅力ですよね。でもプロフィール文章ぜんぜん書いてない状態だと、メッセージ大変じゃないですか？

中村さん

共通の趣味があることが、事前にペアーズのコミュニティ機能でわかっていたんです。同じバンドが好きで。だから会話のネタには困りませんでした。それにメッセージのテンポ感もすごく合ってたんですよ。

伊藤

なるほど。じゃあ割と早くビデオデートを？

中村さん

最初は電話をしてからでした。LINE交換してそのまま。1回の電話で2時間くらいを、2回ほどしてたんですよね。これは気が合うなって思いました。

伊藤

すごい！最初からそこまで盛り上がれる相手はなんだかときめいちゃいますね。

中村さん

そうですね。電話を2回して、じゃあ1回ビデオデートしてみよっか、とビデオデートをする流れになりました。

伊藤

ビデオデートと電話とで、変わったことありましたか？

中村さん

電話をしていたので、特になかったです。どっちかというと変化をつけるというよりは、思ってた相手どおりだよね？という答え合わせの意味のほうが大きかったですね。あとは、実際動いているのをみると、写真通りの子かどうか、の判断ができるのはでかいです。

伊藤

なるほど…！でも会わずに付き合おうと思うって相当だと思うんですけど、そんなこと本当にあるんですか？

中村さん

付き合おうと思ったというよりも、会えないこの状況で曖昧な関係を続ける自信がなかったんです。

伊藤

あーー！そうかー。連絡を取り続けたり、たまに電話したりって口実がいるもんね。それを曖昧な関係で続けるのは確かに、しんどい。

中村さん

はい。でも実際に付き合ったのは、本当に会ってからです。会う前に、お互いに好きだという気持ちは伝えていました。でも、付き合おうと言うのは流石に実際に会ってからにしたいなと思いまして（笑）。

伊藤

素敵！どちらから好きだと言ったんですか？

中村さん

僕からですね。でも最初から「可愛い」と伝えたり好意ははっきりと伝える派だったので改めて言うわけでもありませんでした。

伊藤

オンラインだけなのにめちゃくちゃドキドキしますね。なんでそんな雰囲気になれたんですか？

中村さん

僕が割と「好き」とか「かわいい」とか思ったまま言うタイプなんですよね。初期の電話の頃からそれは伝えていました。

伊藤

大事ですね。会えないからこそ、雰囲気だけじゃ伝わらないことをはっきり伝えるのは。

中村さん

はい。だから恋愛対象としてみてもらえたのかな、と思います。

伊藤

最後に、中村さんが思うビデオデートのメリット・デメリットを教えてもらえますか？

中村さん

まず大きなメリットは、お金を使わずにビジュアルを確認できることですね。実際会ったら写真と違った！ということは防げると思います。

伊藤

これは、加工写真を使いこなす女性に対して、男性には非常に大きなメリットですよね。

中村さん

もう1つは、お金や時間をかけずに相手を知れること。デート行くとご飯代とか色々かかるけど、ビデオデートなら実際に会うコストの10分の1でメッセージの10倍情報が入ります。

伊藤

めちゃくちゃ効率いいですよね。

中村さん

デメリットとしては、やっぱりビデオデートというと身構えちゃう人もいることですかね。女性はメイクしたりとかもありますし、ビデオデートってまだまだ浸透しきっていないので。

伊藤

そうですね。そこはマッチングアプリ各社も、ペアーズでもビデオデート機能を導入しているのでさらにカジュアルにできるようになると思います。中村さん、今日はありがとうございました！