トンネル内の幻想的な夢の空を楽しめる！日本初のシアター・トレインゆめぞらをご紹介

北越急行の観光列車「ゆめぞら」は、運転区間にいくつもある長いトンネルを逆手にとった観光列車です。

今回は、幻想的な映像が上映され、その世界観に浸ることができるシアタートレインゆめぞらの魅力を紹介します！

ゆめぞらとは

ゆめぞらがトンネルに入ると、巨大スクリーンに見立てた天井に、様々の映像が流れます。

その幻想的な世界観に魅せられ、今や映像の上映を楽しみに列車に乗る人が多くなるほど大人気です。

2003年に「ゆめぞら」が誕生して以来、お客さんからの好評につき開発が進み、今では5つのコンテンツがあります。

＞＞＞天井に映し出される映像コンテンツについてはこちら

列車の特徴

通常列車がトンネルに入ると、車窓からの景色が見えないので、四季折々のきれいな風景を楽しむことができません。

そんな時にトンネルの中でも何か視覚的に楽しめるようにと、シアタートレインが開発されました。

ゆめぞらは、車窓の景色を楽しむ意味ではマイナスとなるトンネルが多いという特徴を逆手に取って誕生したのです。

今では北陸新幹線の開業により特急はくたかが廃止になり、北越急行の本数は減ってしまっています。

ですが、シアタートレインとしての需要が高く、これからも多くの人がゆめぞらの映像を目当てに訪れることでしょう。

主な運転区間

北越急行の観光列車「ゆめぞら」は、越後湯沢駅（新潟県南魚沼郡湯沢町）と直江津駅（新潟県上越市）を、JR上越線、北越急行ほくほく線、JR信越本線経由で結んでいます。

走行距離は84.2kmで、このうち北越急行ほくほく線(六日町～犀潟間　59.5㎞)区間で５つの長いトンネルを通ります。

ゆめぞらで上映される5つのコンテンツ

ゆめぞらにはコンテンツが5つあります。

夜空を映した『星座編』、夜空に打ち上げた『花火編』、四季を感じられる風景を空に映し出した『天空編』、水族館の大きな水槽を下から眺めているような感覚の『海中編』、そして宇宙にいるような映像を楽しむ『宇宙編』です。

実は、それぞれのコンテンツにつき５つのパターンがあり、利用者を飽きさせない工夫がなされているんです！

利用者への細部への気遣いが伺えますね。

1. 花火

2. 天空

3. 海中

4. 星座

5. 宇宙

ゆめぞらの料金

ゆめぞらは２両編成ワンマン運転の普通列車のため予約制指定席ではありません。

青春18きっぷ、ICカードが使えないため、切符を買う必要があります。

行き先までの切符さえあれば乗ることができ、特別別途で料金が必要ないところがうれしいですね。

ゆめぞらの運行日と時刻表

ゆめぞらは、毎週日曜日に運行しています。

詳しい時刻はホームページにてご確認ください。

ほくほく線沿線のデートスポット3選

ほくほく線沿線には、数多くのデートスポットがあります。

ここで紹介する以外にも魅力的なデートスポットがあるので気になる方は是非チェックしてみてください！

1. 上越市立水族博物館うみがたり

うみがたりは、日本海に面した直江津海岸の絶景スポットに建つ上越市立水族博物館です。

2018年6月にリニューアルオープンし、館内は、愛らしいシロイルカを見学できる「ふれんどプール」や、世界最多の飼育数を誇るマゼランペンギンなど、見どころ満載の水族館です。

3階建ての近代的な建築デザインが目を引くおしゃれな水族館に行っておしゃれなデートを楽しめちゃいます。

2. 越後のお酒ミュージアムぽん酒館

越後のお酒ミュージアムぽん酒館では、越後の全蔵元の銘柄のきき酒ができるんです。

お酒だけではなく、漬物やスイーツも売っており、お酒が苦手な方でも楽しむことができます。

なかでも名物の爆弾おにぎりは南魚沼産コシヒカリが1合半も使われており、大満足の一品です。
多い日には1日1000個うれたこともあるのだとか。

3. 松之山温泉郷

松之山温泉郷は、有馬、草津と並ぶ日本三大薬湯の一つです。

今から700年ほど前、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているのを木こりが見つけ、そこに湧く熱泉を発見したという伝説が残る、歴史ある温泉です。

松之山温泉郷の湯は、塩分が強いため冬でも湯冷めしません！

冬の寒い日に、体が心から温まる松之山温泉での温泉デートがおすすめです。

まとめ

幻想的な世界観が演出されるシアタートレインゆめぞらは、ロマンティックでデートにぴったりです。

ぜひ、沿線にあるデートスポットもチェックして訪れてみてください！

基本情報

運行日時	毎週日曜日
料金	行き先までの切符運賃のみ
TEL	025－752－0770
公式HP	https://hokuhoku.co.jp/yumezora.html