この記事の結論
- fiikaは妊娠中や育児中のママ同士をつなぐ女性限定のマッチングアプリ
- 全国50,000件もの中から保育施設を探せるなどほかのアプリにはない保活機能
- 可視化された相手の登録情報から、自分にあったママ友づくりが可能
今回は、ママ同士をつなぐ女性限定のマッチングアプリfiikaの担当者にインタビューをしました。
fiikaにはほかのママ友アプリにはない保活機能があり、忙しいママたちのサポートをします!
この記事ではママ友づくりの大切さを伝えながら、fiikaの活用方法についてご紹介します。
森屋千絵さん
- ・株式会社クレヨンの取締役を務める
- ・都内での育児や保活に課題を感じ、fiika創業メンバーとして参画
【目次】
fiikaとは?コンセプトやサービス内容について
fiikaのコンセプト・サービス内容
fiikaのサービス
- ・子育て、近辺のお出かけ情報などの相談相手を探せる
- ・全国50,000件ほどもある保育施設の情報を見れる
- ・マッチングアプリのように相手の細かな登録情報がわかる
本日は、よろしくお願い致します。
早速ですが、fiikaアプリについて教えていただけますか?
2020年1月から始動した、妊娠中や育児中のママをつなぐための女性限定のマッチングアプリです。
育児相談や近隣のお出かけ情報の相談をする相手を探すママと、相談相手として自分に合ったママ友とマッチできるサービスを提供しています。
また、アプリでは保育施設を探すこともでき、子育てや仕事で忙しいママの手助けをするサービスです。
ママ友をつなぐだけでなく、子育てに必要なサポートもされているんですね。
fiikaを作ったきっかけ
次に、fiikaを作ったきっかけについて教えてください。
理由は、ネガティブに捉えられがちな「ママ友」をポジティブにするためという気持ちが強いです。
また、自分が育児をした時に、「ママ友似合う機会がない」「子育てやお出かけ情報の相談できる相手がいない」と悩んだこともあり、なんとかしたいとも考えていました。
実際にfiikaによって助けられるママも多いのではないでしょうか?
明確な数字は公表していませんが、数万人の方にダウンロードしていただいております。
保活機能まであるの?fiikaならではの魅力とは
fiikaの魅力
- ・現役で働いているママが多く、子育てと仕事の両立の相談もできる
- ・全国50,000件の保育施設を利用したママのレビューが見れる
fiikaの魅力とはなんでしょうか?
fiikaの登録ユーザーには都心で働いているママも多く、子育ての相談だけでなく、仕事との両立についての相談も可能です。
また、20代後半から30代の子育て世代、特に妊娠中の方から2歳までの子供を育てている方が多く、初めてでわからないことが多くても子供の年齢と居住地が近い方との情報交換ができます。
そのほかに保育施設を利用しているママに保育園のレビューや経験談を聞く機能もあります。
保育施設探しは大変と聞きますので、それは便利ですね。
ほかにも、英語育児に関してや保育園の入り方、育休後の復職の準備など育児にまつわるオンラインイベントを開催していて、自治体の資料ではわかりづらい保活のサポートもしています。
似ているようで全然違う、掲示板との違い
オンライン上で会話ができるものとして掲示板もありますが、違いはなんでしょうか?
ハンドルネームしかわからない掲示板と違い、相手の年齢層や基本情報(妊娠中か育児中など)から「こんなママ友が欲しい」などの細かい情報まで開示している点が異なります。
自分に合ったママ友を見つけられるのです。
実際にfiikaでは、どれくらいのマッチングが行われているのですか?
対面やオンライン問わず毎月数千ものマッチングが行われています。
ママ友と関係を築くのメリット・デメリット
メリット・デメリット
- ・子育てのみに限らない助け合いが可能
- ・価値観が合わないママとも付き合わなければいけない場合もある
ママ友を作るメリットについて教えてください。
メリットとは、子育てに関することはもちろん、趣味の話をしたり、生活で助け合ったりすることができます。
実際に聞いた、ママ友のおかげで助かった体験談はありますか?
「fiikaで出会ったママと仲良くなり、入園時に求められる緊急連絡先の欄を遠くに住む両親の代わりにfiikaで出会ったママに頼めた」との声がありました。
逆に、ママ友を作るデメリットはありますか?
デメリットは、価値観が異なるママとも仕方なく付き合わなければならないことがあげられます。
しかし、fiikaであれば相手の年齢や状況を知ったうえで相手を選択できるので、そのような悩みは少なくなります。
fiikaに関するQ&A
そもそもママ友アプリって何?
そもそも、ママ友アプリとはなんですか?
先ほど説明したママ友に関するデメリットをメリットに変えたのがママ友アプリです。
細かく可視化された相手の情報から自分でママ友を選択できるので、関係が築きやすいです。
確かにリアルな場では、関わりづらかったりしますよね。
そうですね。以前は、公園で合った人とママ友になれることが多かったですが、働いているママと専業主婦とで状況が違っていたり、むやみに家庭状況について踏み込めない雰囲気があったりと、リアルな場でママ友を作るのが難しいと感じていた人も多いと思います。
ママ友アプリは複数利用可能?
可能です。
自分に合ったアプリを探して選択していただけます。
それぞれの好みに合うものを選択可能なのですね。
fiikaの安全面はどうなの?
自分の情報を入力して使用するアプリですが、安全面で気をつけている点はございますか?
国が定めた個人情報(写真付きIDと氏名の特定できるもの)には当たらない情報、またニックネームや子供の年齢などプライバシー法に当たらない情報を入力してもらっています。
また、本人確認も行っていないため抵抗のある方も安心して利用していただけます。
そのほかに、レポート機能やブロック機能もあります。
悪徳だと思ったらブロックできるのですね。
はい。
ブロックは自身の判断でいるでも可能で、即日メッセージ交換不可能になります。
また、挙動の怪しい方はレポートしていただき、一定数以上のレポートされた人はアカウントの作成が拒否されます。
事例はありますか?
あまりないですが、ネットワークビジネスを行う人がたまにいます。
男女のマッチングアプリとは異なり、女性限定なのでしつこさは少ないです。
そのほか、定期的にどんなユーザーが使ってくるかを確認する体制をとっています。
様子がおかしければ随時対応しています。
地方でもマッチングできるの?
地方在住のママもマッチングはできますか?
ユーザーは、47都道府県はもちろん海外にも一部います。
ユーザー数やマッチング率は首都圏が多いですが、地方でのマッチングが全く起こらないわけではありません。
オンラインもありますしね。
はい。オンラインのみで話したい方もいるのえ、必ずしも近くに住んでいることが必須条件ではありません。
fiika使用方法や検索項目
fiikaの実際の操作方法について教えてください。
スワイプとリストでママ友を選びます。
右スワイプでリクエスト左スワイプでスキップします。
右スワイプで送った人一覧を確認でき、相手も右スワイプすることでマッチし、メッセージ交換が可能になります。
それ以外に何か検索機能はありますか?
検索方法は、自宅からの半径2km〜90km圏内に絞る、子供の年齢、ワーママかどうか、専業主婦またはパートなのかを見る、同じ趣味を持つ人を選択するといった方法があります。
プロフィール画面では子供の情報、住んでいる自治体、トップ画像、育休中、ワーママといった自分に関するタグが表示されます。
それで判断するのですね!
初期は自治体を出すのをためらっていましたが、自治体を出すことで同じ自治体に住むママを探しやすくなるので、後から自治体の項目を追加しました。
アンケートをもとにしながらママ友を探すために重要な項目に絞っています。
fiika利用を考えているママさんへメッセージ
最後に、fiikaの利用を考えているママさんにメッセージをお願いできますか?
fiikaは、出産や育児をする中で「ママ友に会う機会がない」「近くに育児や尾で変え情報を相談できる相手がいない」と思っている方に向けて作られたアプリです。
日本では、まだまだ育児がしにくい、働きにくいなど見えない負担が女性にはのしかかっています。
大変な時期は助け合う仲間と情報交換やストレス解消をしましょう。
気の合う人と繋がる方が共感できますし、その方が楽しいです。
SDGsを含めた文脈でfiikaはもっと頑張り、いろんなユーザーの方に使っていただき、ポジティブな出会いをしていただきたいと思っています。
まとめ
今回は、ママ向けのマッチングアプリfiikaの森谷さんにお話を伺いました。
自身の実体験やユーザーの声からサービス設計をしているので、「相談できるママ友がいない」という方は利用してみてはいかがでしょうか。
年齢層 | 20代~30代 |
登録数 | 数万人(※非公表) |
登録料金 | 無料 |
目的 | ママ友作り |
住所 | 東京都練馬区富士見台2-39-17 |
HP | https://fiika.jp/ |
この記事の監修者
- 経歴
- 2013年名古屋市立大学卒業。リクルートコミュニケーションズ入社後に2017年から(株)Parasolに参画
マッチアップでマッチングアプリの記事を2,500本以上作成。TVやラジオに多数出演してマッチングアプリの認知を広げた後、知見を活かして紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」をリリース。