美しい水堀に浮かぶ高岡のシンボル「高岡市立博物館」で落ち着いた博物館デートを楽しもう

この記事の結論

  • 高岡市立博物館は、江戸時代から城下町として栄えた富山県高岡市にある博物館
  • 高岡の歴史を伝える様々な収蔵品を展示する「常設展」をはじめとする展覧会、定期的に開催されるイベントが人気
  • 桜の名所として知られる高岡古城公園一帯は美しい水堀に囲まれており、デートにぴったり

高岡市立博物館は、富山県高岡市にある博物館です。

この記事では、高岡市立博物館の魅力やご利用案内、アクセスなどについてご紹介します。

高岡市立博物館とは?

高岡市立博物館の施設全景の公式Facebook引用画像
画像:高岡市立博物館 提供

高岡市立博物館は、富山県高岡市にある博物館で、高岡の歴史的特質を紹介する郷土色豊かな展示が魅力です。

特に、高岡の歴史や民俗・伝統産業などのテーマに沿って、様々な収蔵品を展示している常設展は定評があるのだそう。

そして、国指定史跡・高岡城跡に指定されている広大な城跡は高岡古城公園として開放されており、緑豊かな公園は市民の憩いの杜として親しまれています。

また、日本100名城の一つ「高岡城」のスタンプ設置場所にもなっています。

高岡市立博物館の魅力

ここからは、高岡市立博物館がおすすめな理由を3つご紹介していきます。

1. 高岡の歴史・民俗・伝統産業を楽しく学べる常設展

高岡市立博物館の内観の先方提供画像
画像:高岡市立博物館 提供

高岡市立博物館の最大の魅力は、原始・古代から現代までの高岡の歴史・民俗・伝統産業について楽しく学べる常設展です。

高岡市ゆかりの貴重な展示品の数々を見ながら、当時の雰囲気に触れることができます。

高岡市立博物館で見ることのできる展示品

  • ・加賀前田家二代当主・前田利長書状
  • ・近世高岡町模型
  • ・ジオラマ「商家の店先」
  • ・高岡の絵図・地図
  • ・高岡銅器・高岡漆器
  • ・獅子頭
  •  など

平成10年から続く博物館の展示は近年大規模改修が行われ、高岡の歴史について幅広く、楽しく学ぶことができるようになりました。

「分かりやすさ」を第一に掲げた展示は、小学生でも高岡の歴史が理解しやすいと大変好評なのだそう。

博物館生まれの高岡市マスコットキャラクター「利長くん」や、写真・イラストを多用した展示パネルは親しみやすく、雑学クイズや兜をかぶるコーナーなど、触って楽しく遊びながら学べる体験コーナーも充実しています。

高岡市立博物館の常設展で、ゆっくりと落ち着いた雰囲気の博物館デートを楽しんでみては?

展示名常設展「高岡ものがたり-楽しく知ろう!ひらめき・ミュージアム-」
会期平成19年7月21日 (土)~
主催高岡市立博物館
休館日毎週月曜日 (但し祝日は開館し、翌日休館)、年末年始(12/29~1/3)
開館時間午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)

2. 水堀に囲まれた美しい博物館

高岡市立博物館の水濠と桜の公式Facebook引用画像
画像引用元:高岡市立博物館 公式Facebook

日本100名城に選出されている国指定史跡・高岡城跡の敷地内にある高岡市立博物館は、周囲を取り巻く大迫力の水掘がトレードマークです。

また、高岡古城公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、春には水堀に沿って続く美しい桜並木が来訪者を迎え入れてくれます。

博物館内を巡った後は、高岡古城公園の広大な敷地を散歩しながら、季節ごとに移り変わる四季の自然美に触れてみてはいかがでしょうか。

3. 多くの展覧会やイベントを開催

高岡市立博物館の展覧会の先方提供画像
画像引用元:高岡市立博物館 提供

高岡市立博物館では、年間を通して様々な展覧会や講演会、呈茶の会などのイベントを開催しており、地域の文化や歴史をより深く知る機会を提供しているのも魅力のひとつです。

ただいま開催中のイベント一覧

  • 館蔵品展「昔の道具とくらし」
  • 本展では、衣・食・住などの古い生活道具類「民具」を展示し、それぞれの歴史や用途、当時の暮らしについて展示・紹介しています。明治から令和までの時代の変化とともに、生活様式も大きく変わってきましたが、展示を通じて当時の生活を再発見する機会を提供しています。(〜7/7)
  • ・常設展「高岡ものがたり -楽しく知ろう!ひらめき・ミュージアム-」(通年開催)
  • 高岡市の歴史・民俗・伝統産業についてジオラマ、タペストリー、映像、各種体験コーナーなどで分かりやすく展示・紹介しています。また「民具コーナー」、「お宝コーナー」では適宜展示替えを行いながら、高岡の歴史について紹介しています。

  • 常設展 お宝コーナー「博物館所蔵の國泰寺資料」
  • 高岡市太田にある古刹・國泰寺(臨済宗國泰寺派大本山)の開山国師・慈雲妙意(清泉禅師)生誕750年の節目に合わせて、國泰寺に伝わる古文書等の資料を展示・紹介しています。(〜8/12)

もうすぐ開催のイベント一覧

  • 親しむ会「呈茶席」(春4回/年8回)
  • どなたでもご参加いただけるイベントです。博物館の茶室「松聲庵(しょうせいあん)」の掛待合(かけまちあい)から見える四季の移り変わりを感じながら、抹茶を楽しみませんか?

  • 親しむ会「高岡古文書ボランティア」(102回目)
  • 「高岡市立博物館に親しむ会」会員の方限定のイベントで、2015年4月の親しむ会総会において創設されました。古文書博物館所蔵の調査・整理を行います。

  • 特別展「開山国師生誕750年記念 國泰寺宝物展」
  • 高岡市太田の國泰寺(臨済宗國泰寺派大本山)は、正安元年(1299)に慈雲妙意 (清泉禅師。1274~1345)が二上山中に開いた摩頂山東松寺を起源としている古 刹です。令和6年(2024)は開山国師・慈雲妙意(清泉禅師)生誕750年の節目にあ たります。本展では國泰寺に伝わる古文書等の資料を展示・紹介します。

  • ・会期 7月27日(土)~10月6日(日)

ご利用案内

高岡市立博物館のご利用に関してご説明します。

1. 開館時間

9:00~17:00 (入館は16:30まで)

2. 入館料

無料

3. 休館日

・月曜日 (祝・休日の場合は開館し、翌平日休館)
・年末年始 (12月29日~1月3日)

アクセス

ここからは、高岡市立博物館への詳しいアクセスをご説明します。

高岡市立博物館は、高岡市の中心部に位置しているため、アクセスがよく、デートプランに組み込みやすいのも嬉しいポイントです。

お車でお越しの方

・能越自動車道「高岡I.C.」から約20分
・北陸自動車道「小杉I.C.」から約30分

・駐車場:博物館前に10台(無料)。高岡古城公園小竹薮駐車場、北口駐車場(計130台無料)。

公共交通機関でお越しの方

・JR「高岡駅」より徒歩約15分
・JR「高岡駅」より加越能バス「市民病院・職安前」行き、「大手町」バス停下車、徒歩5分

まとめ

今回は、富山県高岡市の歴史を伝える博物館「高岡市立博物館」をご紹介しました。

周囲を美しい草木と水堀に囲まれた落ち着いた雰囲気は、デートにぴったりなスポットといえるでしょう。

高岡市立博物館に足を運んで、ゆったりと落ち着いた博物館デートを楽しんでみるのはいかがですか。

基本情報

施設名高岡市立博物館
住所〒933-0044
富山県高岡市古城1-5
TEL0766-20-1572
公式HPhttps://www.e-tmm.info/
公式SNSFacebook
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この記事の監修者

経歴
2013年名古屋市立大学卒業。リクルートコミュニケーションズ入社後に2017年から(株)Parasolに参画
マッチアップでマッチングアプリの記事を2,500本以上作成。TVやラジオに多数出演してマッチングアプリの認知を広げた後、知見を活かして紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」をリリース。
書籍・TV出演など
ゴマブックス社より出会い2.0出版(2018年)
日本テレビ「ナカイの窓」、TBS「NEWSな2人」に出演
東京都主催イベントTOKYOふたりSTORY登壇、一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)総会登壇
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