日本の心のふるさと「飛鳥」の歴史と文化が楽しく学べる!奈良文化財研究所 飛鳥資料館をご紹介

この記事の結論

  • 飛鳥資料館は飛鳥地域の出土品を展示する施設
  • 庭園には様々な花や木が植えられており、四季によって景色が大きく変わるのも魅力の一つ
  • 飛鳥資料館では毎年夏頃に飛鳥関連のテーマで写真コンテストが開催される

今回は、奈良県の飛鳥資料館の魅力を紹介します。

歴史好きなパートナーがいる方は、必見です!

飛鳥資料館って?

画像引用元:公式HP

飛鳥資料館は、1975年3月16日に開館した飛鳥地域の出土品を展示する施設のこと。

谷口吉郎による数寄屋風のコンクリート建築で、飛鳥時代の出土品や最新の研究情報を提供しています。

常設の展示はロビーと第一展示室、第二展示室と映像コーナーです。

第一展示室では「仏教伝来と蘇我氏」から「飛鳥の寺院」までの6つのコーナーで展示されています。

第二展示室の山田寺の関係資料や、法隆寺よりも古い7世紀の木造建築の一部の再現展示は歴史マニアにはたまりません。

飛鳥資料館の見どころ

飛鳥資料館の見どころを紹介します。

飛鳥文化の展示品

資料館の展示品は飛鳥時代の資料や出土品が展示されています。

特に歴史が好きなパートナーが一緒ならきっと一緒に楽しめるはずです!

1. ロビー展示

画像引用元:公式HP

ロビーに足をふみいれると、飛鳥時代の噴水、石人像の実物が観覧者を迎え入れてくれます。

正面に据えられているのは500分の1の飛鳥地域の復元模型と航空写真。

当地の古今のイメージをふくらませてくれます。

2. 第一展示室の展示

画像引用元:公式HP

第一展示室は、仏教伝来と蘇我氏、飛鳥の宮殿、律令国家への歩み、よみがえるあすかの工房、飛鳥の古墳、飛鳥の寺院の6つのコーナーからなっています。

ここで学べるのは、日本に仏教が伝わった6世紀から奈良に都が移った8世紀初めごろまでの飛鳥の歴史と文化について。

考古資料・美術資料・写真パネル・模型などで解説されています。

主な展示品は高松塚古墳をはじめとする古墳の出土遺物、日本最初の水時計である水落遺跡や飛鳥寺・川原寺など、飛鳥を代表する遺跡の出土品と模型です。

3. 第二展示室の展示

画像引用元:公式HP

第二展示室では、山田寺に焦点を当てた展示が行われています。

蘇我倉山田石川麻呂が641年に建設を始めた初期仏教寺院である山田寺の東回廊が、1982年の発掘で倒れた状態で発見されました。

山田寺は、法隆寺よりも古い木造建造物として注目され、東回廊が展示室で再現されています。

4. 特集展示

画像引用元:公式HP

高松塚古墳の石室解体作業に焦点を当てて紹介されているコーナーが特集展示。

高松塚古墳は、7世紀末から8世紀初めに造られた小さな古墳で、四神や男女群像などの壁画で知られています。

5. 映像展示

画像引用元:公式HP

地下の映像コーナーでは、飛鳥の歴史や文化的景観をテーマにした映像を見ることができます。

高松塚古墳の発掘調査の様子など、貴重な映像も盛りだくさんです!

庭園で楽しめる季節の花々と石造物

画像引用元:公式HP

四季ごとにそれぞれの季節の花を楽しむことができるのが飛鳥資料館の庭園の特徴。

例えば春には桜、夏は紫陽花、秋はイチョウに冬は皇帝ダリアが咲きます。

綺麗な花と一緒にパートナーとの思い出を写真に収めましょう。

画像引用元:公式HP

また、飛鳥資料館の庭園には至る所に飛鳥の石造物が複数展示されているので、全部探してみてください。

特別展・企画展

飛鳥資料館では、企画展が定期的に開かれています。

春期に行われているミニ展示では、令和5年度には長法寺十三重石塔に納められた押出三尊仏像とその御正体が展示されているとのこと。

なかなか見ることができないものなので、毎年特別展や企画展の内容はチェックしておきましょう!

写真コンテストに参加しよう!

画像引用元:公式HP

毎年夏から秋にかけて写真コンテストが開催されます。

テーマが毎年異なり、2023年のテーマは「飛鳥のくらし」。

何かしら飛鳥に関係のあるテーマが選ばれているようです。

ぜひ、パートナーと一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

>>>写真コンテストについてはこちら

アクセス

近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から

「明日香周遊バス(赤かめ)」で「明日香奥山・飛鳥資料館西」下車。

JR・近鉄桜井駅から

奈良交通(36系統:明日香奥山・飛鳥資料館西行)バスで「飛鳥資料館」下車。

車でお越しになる場合

南阪奈道葛城ICから約30分

西名阪道天理ICから約45分

料金・開館時間

観覧料
一般350円
大学生200円
70歳以上・高校生および18歳未満無料
※70歳以上の方は、年齢のわかるもののご提示が必要です。
※障がい者の方とその介護者各1名は無料。手帳などのご提示が必要です。
※庭園のみの見学は無料です。
※各種優待は、受付でご確認ください。
開館時間9:00〜16:30(入館 16:00まで)
休館日毎週月曜日(祝日と重なれば翌平日)
年末年始(12月26日〜1月3日)
※台風等の影響により、気象警報が発令された場合には、開館時間内でも臨時で閉館することがあります。ご了承ください。

まとめ

今回は、飛鳥資料館を紹介しました。

資料や展示だけでなく、外の庭園では四季ごとに違った花が咲き、美しい景色も堪能することができます。

ぜひ、歴史が好きなパートナーと一緒に巡ってみてください!

基本情報

住所奈良県高市郡明日香村奥山601
電話番号0744-54-3561
HPhttps://www.nabunken.go.jp/asuka/index.html
Facebookhttps://www.facebook.com/asukahistoricalmuseum/

この記事の監修者

経歴
2013年名古屋市立大学卒業。リクルートコミュニケーションズ入社後に2017年から(株)Parasolに参画
マッチアップでマッチングアプリの記事を2,500本以上作成。TVやラジオに多数出演してマッチングアプリの認知を広げた後、知見を活かして紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」をリリース。
書籍・TV出演など
ゴマブックス社より出会い2.0出版(2018年)
日本テレビ「ナカイの窓」、TBS「NEWSな2人」に出演
東京都主催イベントTOKYOふたりSTORY登壇、一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)総会登壇
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