この記事の結論
- 高野山・金剛峯寺は弘法大師 空海によって創建された真言宗の寺院
- 高野山・金剛峯寺に行ったら、壇上伽藍と奥之院には絶対に行くべき!
- 高野山・金剛峯寺は日本でも有数なパワースポットで、気分が浄化されてご利益を受けられる
高野山・金剛峯寺は和歌山県にある、日本仏教の聖地。
自然に囲まれながら、長い歴史に触れましょう。
この記事では、高野山・金剛峯寺の魅力やデートでのおすすめな周り方をご紹介します。
【目次】
高野山・金剛峯寺とは
高野山・金剛峯寺とは、今から1200年以上前に、弘法大師空海によって創建された真言宗の寺院。
宗派は「高野山真言宗」で、本来は高野山全体が金剛峯寺ですが、明治2年に現在の寺院が「総本山金剛峯寺」と定められました。
山内117ヵ寺の親寺であり、全国約3,600ヶ寺「高野山真言宗」の総本山です。
金剛峯寺の歴史
平安時代から続く、高野山・金剛峯寺は、歴史上の人物が多く、関わっています。
歴史の全てを紹介すると長くなり過ぎてしまうので、ここでは歴史の一部をご紹介します。
金剛峯寺の歴史
- 弘仁七年(816年) 六月十九日 弘法大師、高野山の下賜を請う
- 保元元年(1156年) 平清盛が大塔再建に尽力する
- 貞応二年(1223年) 北条政子が、金剛三昧院に多宝塔(現存・国宝)を寄進する
- 明徳三年(1392年) 足利義満が2度登山する
- 天正九年(1581年) 織田信長、高野攻め
- 天正十八年(1590年) 秀吉、興山寺建立
もっと高野山・金剛峯寺の歴史を知りたい方はぜひ実際に高野山まで足を運んでみてください!
金剛峯寺の魅力
金剛峯寺の魅力
- 1. 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
- 2. 日本遺産「女人堂」
- 3. パワースポット
- 4. 四季折々の豊かな自然
1. 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
紀伊山地の霊場と参詣道は「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三つの「山岳霊場」とそこに至る「参詣道」のこと。
山や森などの自然を神仏の宿る所とする信仰が形づくった景観を評価されて、世界文化遺産として認定されています。
2. 日本遺産「女人堂」
昔、高野七口(こうやななくち)と呼ばれている、高野山には七つの登り口がありました。
明治5年(1872年)に女人禁制が解かれるまで、女性の立ち入りが厳しく制限され、そのため各登り口に女性のために設けられた参籠所が女人堂。
現在の女人堂は唯一現存する建物で、令和2年に日本遺産に認定されました。
3. パワースポット
高野山全体がパワースポットと言えるほど、神聖で身が浄化されるような気分になります。
特に高野山の信仰の中心であり、弘法大師が御入定されている聖地の奥之院は、静寂の世界が広がり、まさに聖域といった雰囲気です。
この聖域では、心が清く洗われ、弘法大師の有り難く強いご利益パワーを感じることができます。
4. 四季折々の豊かな自然
高野山・金剛峯寺は四方を山々で囲まれているので、豊かな自然を感じることができます。
樹齢1000年に及ぶ杉などの木々はふるさと文化財に指定されており、森が作り出す風景や香りを楽しむことが可能です。
四季ごとに、全く違った顔を見せてくれるので、春夏秋冬それぞれで訪れてみるのもおすすめ!
金剛峯寺・高野山のおすすめの回り方・日帰りデートコース
金剛峯寺・高野山にいくのであれば、2大聖地と呼ばれる壇上伽藍と奥之院は押さえましょう。
次いで、金剛峯寺がおすすめです。
時間があれば、奥之院も一の橋からお参りすると、戦国武将の墓が多数あるので、歴史に詳しくない人でも楽しめます。
電車・バスの場合
電車・バスの場合
- 1.高野山駅からバスで奥之院前へ
- 2.奥之院 御廟で参拝
- 3.一の橋でランチ
- 4.千手院橋
- 5.金剛峯寺で参拝
- 6.壇上伽藍
- 7.千手院橋からバスで高野山駅へ
- 8.下山
※冬季は特急の運行が変化するので注意。
車の場合
車の場合
- 1.大門
- 2.壇上伽藍
- 3.金剛峯寺
- 4.ランチ
- 5.奥之院(中の橋から)
- 6.下山
金剛峯寺・高野山の写真映えするスポット
金剛峯寺・高野山では、春夏秋冬ごとで写真映えするスポットが違います。
四季それぞれで、おすすめな写真スポットをご紹介します。
冬、雪が止んだ晴れの日の朝が特におすすめですが、一般的には桜の季節、石楠花の季節、紅葉の季節となります。
春
春のおすすめ写真スポットをご紹介します。
春のフォトスポット
- 桜の季節(4月上旬終わり頃から中旬~)
- ・金剛峯寺正門前
- ・清浄心院傘桜附近
- ・壇上伽藍境内
- ・奥之院
- ・英霊殿近辺
- 石楠花の季節(5月初旬)
- ・金剛峯寺近辺
- ・霊宝館近辺
- ・金剛三昧院境内(有料)
夏
夏のおすすめ写真スポットをご紹介します。
夏のフォトスポット
- ・壇上伽藍
- ・蛇腹路
- ・霊宝館近辺
秋
秋のおすすめ写真スポットをご紹介します。
秋のフォトスポット
- 紅葉の時期(10月下旬~11月上旬)
- ・伽藍境内
- ・金剛峯寺近辺・内部
- ・奥之院英霊殿付近
- ・霊宝館近辺
- ・その他山内一円
※秋の紅葉の時期は防寒に注意
冬
冬のおすすめ写真スポットをご紹介します。
冬のフォトスポット
- 雪の季節 12月下旬~2月上旬(積雪は要確認)
- ・山内一円
※冬は、日中でも-5℃になることもあるので、防寒に注意
高野山・金剛峯寺の人気なレストラン・カフェ・お食事処3選
高野山・金剛峯寺には、様々な人気のグルメスポットがあります。
今回は厳選して、3つご紹介します!
1. 角濱ごまとうふ総本舗 飲食部 大門店
高野山の入口である大門に位置するのは、ごまとうふの老舗「角濱ごまとうふ総本舗」です。
ここでは、ごまとうふの懐石料理や豆雫鍋(冬季限定)などの食事メニューから黒蜜や抹茶のごまとうふを味わえるカフェメニューまで用意。
ゆったりとした空間で、心もお腹も満たされます。
2. 高野山カフェ雫(しずく)
高野山の歴史・文化を五感で伝える文化複合施設「高野山デジタルミュージアム」内にあるカフェ、高野山カフェ雫。
猿田彦珈琲がプロデュースしており、オリジナルで開発した「高野山ブレンド」のコーヒーは、ほっと息をついて、落ち着ける1杯です。
エチオピア、ブラジル、コロンビアの豆をブレンドして、中深煎りの上品でしなやかな香り立ちの「高野山ブレンド」をぜひ味わってみてください!
3. 天風てらす
「天風てらす」は、ゆったりとくつろげるカフェスペースに、高野山麓の名産品を取り揃えたセレクトショップ、高野山の歴史と文化を体感するためのワークショップスペースを備えた複合施設です。
動物性の素材を使わない精進料理を アレンジした、天風てらすオリジナルの 「米粉バンズのクラフトバーガー」や「ベジカレー」は大人気。
高野山と文化をより深く知り・体感する ワークショップを開催されており、食以外も楽しめる施設になっています。
高野山・金剛峯寺の料金・お得な割引情報
高野山・金剛峯寺の参拝に必要な料金をご紹介します。
共通内拝券は当日購入可能です。
金剛峯寺 | 1,000円 |
根本大塔 | 500円 |
金堂 | 500円 |
大師教会授戒 | 1,000円 |
徳川家霊台 | 200円 |
共通内拝券 | 2,500円 |
霊宝館 | 1,300円 |
金剛峯寺から徳川家霊台までの参拝を割安で購入できる共有内拝券がおすすめです!
ただし、共通内拝券でいける場所は、日帰りではスケジュールがタイトなので、全て巡るのはお勧めしません。
アクセス
公共交通機関の場合
難波から南海電鉄高野線にて極楽橋→ケーブルカー→高野山駅
山内は路線バス(フリー乗車券あり)
自家用車の場合
大阪 阪和自動車道→岸和田和泉IC→国道170号→国道480号
または、阪和自動車道→南阪奈自動車道→大和高田バイパス→京奈和自動車道→かつらぎIC(またはかつらぎ西IC)→国道24号→国道480号
まとめ
今回は、高野山・金剛峯寺の魅力・日帰りデートでの周り方をご紹介しました。
歴史にあまり興味ない方でも楽しめる場所です。
ぜひ大切な人と一緒に行ってみてはいかがでしょうか。
情報提供いただきました、高野山執務公室、ご協力ありがとうございました。
基本情報
住所 | 和歌山県伊都郡高野町高野山132 |
HP | https://www.koyasan.or.jp/ |
TEL | 0736-56-2011 |
https://www.instagram.com/koyasan_kongobuji/ |
この記事の監修者
- 経歴
- 2013年名古屋市立大学卒業。リクルートコミュニケーションズ入社後に2017年から(株)Parasolに参画
マッチアップでマッチングアプリの記事を2,500本以上作成。TVやラジオに多数出演してマッチングアプリの認知を広げた後、知見を活かして紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」をリリース。