「圓應寺(えんのうじ)」は、福岡県福岡市中央区大手門にある浄土宗の寺院です。
この記事では、お寺好きのカップルが一緒に楽しめる修行体験や行事など紹介します。
【目次】
圓應寺とは
圓應寺(えんのうじ)は、福岡県福岡市中央区大手門にある浄土宗の寺院。
照福山顕光院圓應寺(しょうふくざんけんこういんえんのうじ)と号する、福岡藩主黒田家の菩提寺です。
圓應寺の世界というサイトでは、圓應寺の副住職の三木さまだからこそお話しできる歴史・仏道・人生・お寺について情報発信されています。
興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
第35世 圓應寺住職 道譽顕阿和尚のごあいさつ
『先祖を敬い、父母に忠を尽くし、利にのみ走らず、友愛に満ちた人生の指針の一つとして私どもがお役に立てれば幸いにございます。』
第35世 圓應寺住職 道譽顕阿和尚さまのごあいさつの詳細は、こちらをご覧ください。
圓應寺の寺宝
圓應寺の寺宝を一部紹介します。
弁財天像
真言宗の開祖である弘法大師(空海)の作といわれ、護摩の灰で練った像です。
像の裏面には、空海の掌形が残っています。
堂祠とともに空襲から奇跡的に焼失を免れました。
大黒天像
天台宗の開祖である伝教大師(最澄)の一刀三礼(像を刻むとき一刀を入れるたびに三度礼拝)の彫刻とされています。
この大黒天像も弁財天同様に焼失を免れました。
圓應寺の行事
圓應寺の行事を一部紹介します。
圓應寺の行事
灌仏会・宗祖降誕会「光とさくら願い文」
「光とさくら願い文」は、毎年4月に行われる行事です。
1602年、圓應寺は4月に完成し、光姫さまは真誉見道上人を呼び寄せ、開山しました。
引用元: 公式サイト光姫さまは、夫である官兵衛如水公に御文を書き、思いを込めて落慶法要を執り行ったのでした。
おめでたい春の風と共に、御文にあやかった「さくら願い文」を書いて、お寺の枝垂れ桜に結って、いっぱいに花飾りして、色とりどりのお願いを咲かせましょう。
2023年4月2日に行われたはなまつりでは、「お経とタップダンスのコラボ」奉納で盛り上がりを見せました。
>>>行事の詳細は、こちらをご覧ください。
弁財天大祭
弁財天大祭は、毎年7月7日に行われる行事です。
福岡大空襲により圓應寺で唯一焼け残った建物が弁財天堂。
その中に鎮座していた空海作のご神体「弁財尊天象」は九死に一生の、事無きを得たのでした。
このご神体がつくられた縁起の7月7日七夕の日は女神「弁財尊天」のお祭りです。
圓應寺では年に1度、その寺宝である空海作「弁財天像」を『御開帳』をいたします。
引用元: 公式サイト
平服でももちろん問題ありませんが、着物や浴衣で出向くのもおすすめです。
参道の竹に短冊を結ぶように用意されています。願いが叶いそうな予感がしますね。
ぜひ、カップルで一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
>>>行事の詳細は、こちらをご覧ください。
夜の特別拝観「光と影と光姫さまと」
「光と影と光姫さまと」は、毎年11月中旬に開催が予定されている行事です。
2023年は、11月18日に開催します。
※日程の詳細はホームページをご確認ください。
山門より本堂へ続く参道で竹灯篭によって素朴にライトアップを行います。
光と影の競演をご堪能下さい。
街の喧騒から離れ 、やわらかな灯りに包まれた伽羅香る本堂は、福岡の街中にいることを忘れてしまうような空間です。
引用元: 公式サイト
どなたでも参拝できます。幻想的な雰囲気を楽しみましょう!
>>>行事の詳細は、こちらをご覧ください。
圓應寺の修行体験イベント
圓應寺の修行体験イベントを一部紹介します。
イベントの詳細や予約は、こちらをご参照ください。
瞑想
修行体験として瞑想があります。
今回は、2種類の瞑想を紹介します。
武の瞑想(meditation)
空手初心者の方に、ぜひ体験・修行していただきたい瞑想です。
身にいっさいの武器を持たず、空手の形から全身のあらゆる部位を使って自分の身を守る動きを取り入れます。
全身の動きを身に着けると心の余裕がもてるようになります。
初心者に合わせて進むので、初心者の方も安心して参加できますよ。
また、カップルで一緒に体験するのもおすすめです。
日時 | 隔週水曜日(第2・第4) 14:00~16:30 |
参加費 | 一般: 月500円 ※初回参加時に現金払い |
携行品 | 動きやすい服装 水分 タオル 軍手など |
>>>武の瞑想の詳細は、こちらをご覧ください。
淨の瞑想(meditation)
淨の瞑想の心得
- ・掃除を儀式化してみる
- ・物を持つことに執着しない
- ・物をあるべき場所に置くように心掛ける
- ・心の汚れを払う時間だと考える
- ・床をきれいに磨いてみる
数ある仏さまの中で特に身近な阿弥陀さまは、ご縁日が毎月15日になります。
縁日は仏さまや神様と特に縁を深く結び、格別のご利益を受けることができる日です。
お掃除の後は、淨の瞑想の中で感じた気づき等を言葉にしてみる時間を共に過ごしましょう。
日時 | 毎月15日 9:30~11:00 |
参加費 | 無料 |
携行品 | 動きやすい服装 水分 タオル 軍手など |
>>>淨の瞑想の詳細は、こちらをご覧ください。
写経・写佛体験
紅葉が始まり、晩秋の山々は赤や黄に彩られる季節。
各地の寺社では、稲の収穫を祝って神仏に感謝する祭ごとが日本の古くからの伝統的な行事として開かれており、圓應寺では、写経・写佛体験を行っています。
秋の夜長の写経写仏を味わってください。
開始時間 | 17:30 |
料金 | 1枚につき1,000円 ※納経料込 |
ぜひ、予約してご参加ください。
※開催時期はお問い合わせください。電話・FAX・メールでの問い合わせが可能です。
圓應寺の仏前結婚式
いざ仏前結婚式をやろうとすると、分からないことだらけで不安がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、圓應寺では、安心して当日を迎えられるように打合せ、難しくない作法などのレクチャーがあるので安心です。
仏教の結婚式には、新郎新婦が2人で仏前に花を捧げる『行華』という作法があり、圓應寺ウエディングでも、新郎新婦には、御本尊様に7本の花を捧げていただく儀式を大切にしています。
仏式による結婚の証として、お互いの心に供養することの尊さをとどめて仏前に花を捧げるのです。
また、仏前結婚式の打合せでは、遠慮なく式で行いたいことを伝えることができ、式内のことであれば柔軟に対応してくれるのもおすすめポイントです。
圓應寺の御朱印・お守り
圓應寺の御朱印・お守りを紹介します。
御朱印
令和2年7月7日の弁財天大祭に合わせて、圓應寺オリジナルの御朱印帳の授与がはじまりました。
御朱印帳のデザインは、空海作・圓應寺弁財天さまを模した8つの武器を持っている「一面八臂の宇賀弁財天」です。
そのデザインは、絵仏師の戸村寿子さまが作成され、光背には八臂が変化した眷属の八大龍王さまが描かれています。
この龍は、氣龍画師の日幸知さまによって描かれていて、九州を代表するお2人の合作となっています。
まさに、絶対に他ではあり得ない素晴らしいコラボ作品です。
一年のうちに散りばめられたハレの日・行事・催事の際に、特別御朱印を頒布する場合があります。
ご参拝の折には、ぜひ授与希望とお伝えしましょう。
お守り
圓應寺のお守りを紹介します。
「圓應寺相和守」(そうわまもり)
2体で1組の「相和守」は、光姫の「光」、官兵衛の「富貴を好まず」というイメージの配色です。
黒田藤の下の波紋「如水の輪」は、世界へと幸せが広がっていくことを意味しており、幸縁へと繋がっていきます。
良い縁を求めている女性や恵まれた相和を願うカップルのみならず、親子・兄弟・職場など相和する力を高めたいと願う方はどなたでもおすすめです。
基本情報
住所 | 福岡県福岡市中央区大手門3-1-7 |
電話番号 | 092-761-1454 |
公式HP | https://www.ennouji.or.jp/index.html |
この記事の監修者
- 経歴
- 2013年名古屋市立大学卒業。リクルートコミュニケーションズ入社後に2017年から(株)Parasolに参画
マッチアップでマッチングアプリの記事を2,500本以上作成。TVやラジオに多数出演してマッチングアプリの認知を広げた後、知見を活かして紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」をリリース。